《ごあいさつ》

母が買ってきた片目の無い可哀想なお人形の修理を手伝い、形を作ることの面白さ、削ることの楽しさを知り、修復されて見違えるような姿を見たとき、人形の修理をしたい!と真剣に思ったのが今から5年前のことです。その当時はボンド胡粉,アクリル絵の具での修理しか知らず、日本人形本来の材料での修理がしたい、そんな思いから日本人形の道に入ってきました。
すると日本人形も同じ「膠と胡粉」で作られており、学生時代日本画を専攻していた私はつくづく「膠と胡粉」にご縁があったのだと 不思議な思いにとらわれます。
また、学生時代から続けてきた日本画の技術や知識が、貝合せや犬筥を作るにあたっても大きな糧となっており、今まで私が積み重ねてきたことに、もっともっと磨きをかけ、少しずつ花開いていくように頑張っていきたいと思います。


《安達佳代子 略歴》

    1966 東京生れ
    1989 女子美術大学芸術学部 日本学科 卒業
    1991       〃        日本画研究室 修了
    1992 犬筥制作
    1994 貝合せ制作
    1997 日本人形 制作を始める
    1997 12月 女子美8人展(日本画)
         於ギャラリークリヨン(外苑前)
    1999 依頼を受け、江戸期〜明治期の人形の修理を始める
    2000 豆抱き人形制作 自由人形(ボールジョイント)制作
    2001 2月 第1回『安達佳代子の日本人形展』開催
          左儀帳羽子板制作、御殿玩具制作
    2002 2月 第2回『安達佳代子の日本人形展』開催
         文化財保存修復学会入会
         糸からくり制作、一閑張三つ折れ制作
    2003 2月 第3回『安達佳代子の日本人形展』開催
          日本人形玩具学会入会
          貝桶制作


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