IKKANBARI-MITSUORE NINGYOU

江戸に作られた御所人形の中でも「一閑張り」と呼ばれる張子で出来た三つ折れ人形は継承される事なく作る人もいませんでした。
その手足が長く美しいフォルムに惹かれ2年ほど前より手がけていましたが、我が家に新たに仲間入りした9cmの一閑張り三つ折れ人形来たのをきっかけに、ついに出来上がりました。
一閑張り三つ折れには2種類あり、腰と腿の部分が折れる「パンツ型」(勝手に呼んでいます。)と腰と腿が一体化した「ももひき型」(勝手に呼んでいます。)がありますが、第4回展では「ももひき型」を作ってみました。
我が家の一番小さな一閑張りの三つ折れはなんと7cm!!
その江戸の技術には感服するばかりです。

第4回展・2004
一閑張り三つ折れ人形(12cm)
張子、桐、膠・胡粉仕上げ


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