KEMARI

毬を蹴る遊戯で、飛鳥時代に日本に伝わってきたといわれています。
実際の遊戯では、鹿革を、2枚剥ぎあわせて作られた毬を使っていました。
この毬は、実際に遊戯に使われた物とは違い、張子で作られ、御殿玩具の一種として装飾用に作られたようです。

第6回展・2006

御殿玩具−蹴鞠(6cm、4cm、2cm)

お人形の周りにコロコロと転がしたいと作り始めた「蹴鞠」
簡単に見えても張子のため、きちんとした「丸」に作るのはかなり大変。
箔貼りも四角い箔を丸いものに貼るのは難しいのと、箔の枚数もびっくりするほど使います。
今回、ディスプレイ用の蹴鞠もなくなってしまったので、頑張って沢山作り、ずっと絵付けをしていましたが、描いた花びらの枚数は470枚!!葉の枚数は・・・。

当分お休みにします。

張子、膠・胡粉、金箔、天然岩絵の具仕上げ


第2回展・2002

大:
6.0cm×5.0cm
張子・膠・胡粉・金箔・天然岩絵の具仕上げ

小:
2.0cm×1.5cm
桐塑・膠・胡粉・金箔・天然岩絵の具仕上げ


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