INUBAKO

犬は子供をたくさん産み、お産が軽い。しかも人の言うことをよく聞き、主人を守る。そんな理由から、室町時代には犬筥を生れたばかりの子供の枕もとにおいてお守りとしていたそうです。雄雌一対で、中にはお守りなどを入れます。張子、膠、胡粉で作り、金箔、顔彩で仕上げました。
第5回展・2005

犬筥(15cm)

張子・膠・胡粉・金箔
天然岩絵の具仕上げ

第3回展では、徳川美術館で大きな犬筥の立派な姿に感動して20cmの犬筥を作りましたが、程よい大きさの15cmで、今回初お目見えです。使った金箔はちょうど100枚。作るのには大変苦労しましたが、お気に入りのサイズで立派に出来た犬筥です。

犬筥(20cm/6.5cm)
張子・膠・胡粉・金箔
天然岩絵の具仕上げ

絵付けだけを楽しみに作りましたが、本当に大きくて、磨いても磨いても磨いても・・・・。
とにかく大変でした。使った金箔は100枚以上。当分作りたくありませんが、さすがに立派です。

犬筥(8.5cm×6cm)
張子・膠・胡粉・金箔
天然岩絵の具仕上げ

犬筥(2.8cm)
張子・膠・胡粉・金箔
天然岩絵の具仕上げ


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