手足の修理


【修理内容】
修理前の写真が無いのが残念ですが、この人形は乾燥により、手足がケロイド状に細かくひび割れていました。乾燥によりひびの場合は、原型の上に塗ってある地塗り胡粉の膠(のりの役目を果たす)分が抜けているので、一度胡粉を剥がして改めて地塗り胡粉から塗り直さないとなりません。指が折れている場合は私の場合、必ず竹を入れてから桐塑で指を作り、形を整えたあと更に和紙で補強してから、地塗り胡粉で塗り作っていきます。
修理中
オリジナルの形と同じに仕上げるため、片方づつ修理していきます。


右:オリジナル
左:胡粉をはがし、中指と薬指の折れた部分を軸に竹を入れ桐塑で作ったところ。


ひびが割れたところを桐塑で補強するために、分解したところ。

胸と腰


状態はパーフェクトなので、修理はせずに、上塗りの色の参考にします。

修理後

手足の地塗り、形の修正、爪置きなどが終わり磨き上げたところ。
この後、上塗り胡粉を、40回塗ってやっと出来上がります

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